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DC専用ファンド(2015年7月)、国内株式への資金流入額が約120億円でバランスを凌駕

2015-08-18

 DC専用ファンドの2015年7月の純資金流出入額は、国内株式に約120億円の資金流入超となり、6月に約223億円の資金流入となったバランス(約92億円)を凌駕してカテゴリー別でトップの資金流入になった。国内株式、バランスに次ぐ資金流入は国内債券で約47億円。一方、先進国株式は約35億円の資金流出超になった。DC専用ファンド全体への資金流入額は約237億円で、6月(約488億円)と比較して半減になった。


出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2015年7月末の資産配分状況は、株式ファンド44%、債券ファンド23%、バランスファンドに32%という割合で、6月末との変化はなかった。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆7046億円と6月末(約3兆6303億円)比で約3593億円増加した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)


出所:モーニングスター作成

■個別ファンドの資金流入額は三井住友トラストAMがトップ

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、第1位は三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)の「分散投資コア戦略ファンドS」がトップ。三井住友TAMが運用するファンドは、第3位の「分散投資コア戦略ファンドA」、第5位の「DC日本債券インデックスオープンS」、第8位の「DC日本株式インデックスファンドL」の4本が上位10銘柄にランクインした。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2015年7月末現在

出所:モーニングスター作成

■ファンドのパフォーマンスは日本株の好調が目立つ

 個別ファンドのパフォーマンスでは、過去1年間のトータルリターンは、「DCチャイナ・ロード」(岡三アセットマネジメント)が前月に続いて1位を継続した。「DCニュー・チャイナ・ファンド」(三井住友アセットマネジメント)が第3位になるなど、中国株に投資するファンドが依然としてパフォーマンス上位に入っているが、2銘柄以外は日本株に投資するファンドがパフォーマンスのトップ10を占めている。第2位にランクインしている「ファンド・コロワイド(DC年金)」(みずほ投信投資顧問)、第4位の「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」(野村アセットマネジメント)といった個別株式に投資するファンドのパフォーマンスが好調。その他では、日本株インデックスに投資するファンドの好調が目立った。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2015年7月末現在

出所:モーニングスター

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