DCニュース

 

DC専用ファンド(2015年12月)、純資金流入額は約399億円と2015年で3番目の高水準

2016-01-15

 DC専用ファンドの2015年12月の純資金流入額は約399億円と回復した。月間純資金流入額は9月の約500億円以来の高水準。2015年で3番目に大きな月間純資金流入額になった。国内株式が約106億円の純資金流入と復調。バランスへの流入額が約149億円と11月(約58億円)のほぼ2.6倍の水準になった。


※12月の純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2015年12月末の資産配分状況は、株式ファンド43%、債券ファンド23%、バランスファンドに33%という割合で、11月末と比較して株式ファンドが1ポイント減少し、債券ファンドが1ポイント増加した。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆6307億円と11月末(約3兆6404億円)比で約97億円減少した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)


※出所:モーニングスター作成

資金流入額トップは三井住友TAM「分散投資コア戦略ファンドS」

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、三井住友トラストアセットマネジメント、三菱UFJ国際投信、DIAMアセットマネジメントが運用するファンドが第1位~第3位を分けた。トップは三井住友TAMの「分散投資コア戦略ファンドS」で純資金流入額が約29億円。次いで、三菱UFJ国際の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」(純資金流入額約17億円)、DIAMの「DIAM国内株式インデックスF<DC年金>」(同14億円)となった。

 また、純資金流入額上位10ファンドの中には、上記のトップ3を分け合った3社の他に、第5位に大和投資信託の「DCダイワ外国債券インデックス」(同10億円)、第6位に野村アセットマネジメントの「野村 外国株式インデックスF(確定拠出年金)」(同10億円)が入るなど、純資金流入額上位ファンドの特定の運用会社に偏るのではなく、複数の運用会社に広がる傾向が出た。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2015年12月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

個別ファンドのパフォーマンス上位には日本株ファンドが並ぶ

 個別ファンドのパフォーマンスは、過去1年間のトータルリターンで「MHAM 日本成長株ファンド<DC年金>」(みずほ投信投資顧問)が第1位になった。第2位には「DC日産株ファンド」(三井住友TAM)、第3位は「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」(野村アセットマネジメント)とパフォーマンス上位10銘柄は、第4位の「DCチャイナ・ロード<DC年金>」(岡三アセットマネジメント)を除くと日本株ファンドで占められた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2015年12月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 

バックナンバー

2014 | 2015 | 2016 | 2017