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DC専用ファンド(2016年5月)、パフォーマンス好調な国内資産での運用に資金シフト

2016-06-14

 DC専用ファンドの2016年5月の純資金流入額は約337億円と、前年同月(152億円)の2.2倍の規模になった。9つの資産クラスの全てが資金流入超となる状況が3カ月連続で続いている。資産クラス別ではバランスが約118億円の純資金流入となり引き続き最大の流入規模になった。また、国内債券が約68億円、国内株式が約67億円の純資金流入と国内資産への資金流入が目立っている。

※5月の純資産流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2016年5月末の資産配分状況は、株式ファンド41%、債券ファンド24%、バランスファンドに34%という割合で、4月末と比較して配分自体に変化はみられない。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆6639億円と4月末(約3兆5800億円)比で約839億円増加した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

■資金流入額のランキング上位は三菱UFJ国際のファンドが目立つ

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、トップが三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」になるなど、三菱UFJ国際投信のファンドがベスト10に6本ランクインしている。2位の「分散投資コア戦略ファンドS」など三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)の運用するファンドがベスト10に3本入り、その他は5位の「野村 J-REITファンド(確定拠出年金)」の野村アセットマネジメントのみ。特定の運用会社の商品が上位を占める傾向が強くなってきた。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2016年5月末時点、純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

■パフォーマンス10傑は3カ月連続で国内資産で運用するファンドが独占

 個別ファンドのパフォーマンスは、過去1年間のトータルリターンでトップの「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」(野村アセットマネジメント)、第2位の「MHAM 日本成長株ファンド<DC年金>」(みずほ投信投資顧問)など、トップ10全てが3カ月連続で国内のアセットクラス(株式、債券、J-REIT)で占められた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2016年5月末時点、純資産流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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