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DC専用ファンド(2016年8月)、株式に資金流入が回復し、国内債券への資金流入は細る

2016-09-08

 DC専用ファンドの2016年8月の純資金流入額は約288億円と、7月の312億円から減少した。6月~7月に資金流入額が月間で60億円を超えていた国内債券への流入額が約34億円にとどまり、国内株式や先進国株式など株式ファンドへの資金流入が回復した。バランスが約110億円の純資金流入となり、引き続き資産クラス別では最大の流入規模になった。

※8月の純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2016年8月末の資産配分状況は、株式ファンド40%、債券ファンド24%、バランスファンドに34% という割合で、7月末とほぼ変わらなかった。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆6,453億円と7月末(約3兆6,316億円)比で約140億円 増加した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)


出所:モーニングスター作成

■資金流入額のランキング上位に三井住友TAM のファンドが目立つ

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)の「分散投資コア戦略ファンドS」が2カ月連続で第1位。2位に三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」が入り、引き続き、バランスファンドに根強いニーズがある。

 一方、運用会社別にみると、資金流入額トップ10に、三井住友TAMが運用するファンドが5本ランクインし、占有率の高さが目立つ。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2016年8月末時点、純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 

■パフォーマンストップ10はJ-REITファンドがランキング上位を席巻

 個別ファンドのパフォーマンスは、過去1年間のトータルリターンでトップになった野村アセットマネジメントの「野村 J-REITファンド(確定拠出年金向け)」、第2位の大和投資信託の「DCダイワ J-REITアクティブファンド」など、上位のうち9本をJ-REITファンドが占めた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2016年8月末時点、純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 

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