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個人型確定拠出年金制度の愛称が「iDeCo(イデコ)」に決定

2016-09-16
橋本岳 厚生労働副大臣(左)
杉山愛氏(右)

 個人型確定拠出年金の愛称が9月16日、「iDeCo(イデコ)」に決定した。英語表記の「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字を組み合わせたもの。また、「i」は「私」という意味を込めている。来年1月から専業主婦や公務員も含め、基本的に60歳未満の全ての成人が利用できる制度に生まれ変わることを前に、親しみやすい愛称によって、制度の認知度を向上する。

 愛称の募集は、確定拠出年金普及・推進協議会がインターネットの特設サイトで公募。8月1日から3週間で、4351件の応募があった。応募者の内訳は、女性が32.3%で約3分の1。年代別には、30代:27.9%、40代:28.5%、50代:25.0%と30代~50代が中心だった。

 愛称選定委員会は、運営管理機関連絡協議会の会長会社である野村證券常務の新井聡氏、ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士の井戸美枝氏、スポーツコメンテーターの杉山愛氏、シンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美氏、神奈川県立保健福祉大学名誉教授の山崎泰彦氏の5名で構成。「覚えやすい」、「親しみやすい」などの基準で決定した。

 杉山愛氏は、選考過程を振り返り、「選好委員5人のうち3人と、過半数を占める女性委員が『iDeCo(イデコ)』を推した。響きが可愛らしい、覚えやすいのと、英語の小文字と大文字の組み合わせは見た目にスタイリッシュなので、ロゴにした時にかっこいいと感じた。男性委員の方々も、『イデコ』と口ずさむうちに、良いのではないかという感想を持ち、全会一致で決定した」と語っている。

 応募したのは、30代の女性会社員だということで、「声に出した響きがかわいい」というのが理由のひとつ。「老後の不安を減らす制度として、若い方ほど有利な制度なので、若い方から広く使ってほしい」という思いを込めたという。

 愛称発表会に出席した厚生労働副大臣の橋本岳氏は、「公的年金制度を補完する大事な制度として、多くの方に『iDeCo』を知ってほしい。口に上りやすい愛称ができたことで、普及に弾みがついてほしい」と期待を寄せた。

(左から確定拠出年金普及・推進協議会事務局長の片岡佳和氏、橋本岳厚生労働副大臣、杉山愛氏、山崎泰彦氏、新井聡氏)

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