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DC専用ファンド(2016年10月)、国内株式やREITへの資金流入が細る

2016-11-08

 DC専用ファンドの2016年10月の純資金流入額は約184億円と、今年2月の約119億円以来の低水準になった。国内株式への資金流入額が1億円を下回り、REITへの流入額も約4億円と低調だった。一方、3カ月連続で資金流入額が減少していた国内債券は約33億円の資金流入と、9月比では倍増した。また、バランスが約86億円の純資金流入となり引き続き資産クラス別では最大の流入規模になった。

※10月の純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2016年10月末の資産配分状況は、株式ファンド41%、債券ファンド24%、バランスファンドに34%という割合で、9月末とほぼ変わらなかった。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆7,394億円と9月末(約3兆6,460億円)から934億円増加。純資産総額3兆7000億円台に乗せ、過去最高になった。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

■資金流入額トップは2カ月連続「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、第1位は前月に続いて三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」で6カ月連続トップ3にランクインした。次いで、三井住友トラスト・アセットマネジメント(三井住友TAM)の「分散投資コア戦略ファンドS」、第3位は同じく三井住友TAMの「インデックスコレクション(バランス株式30)」。この上位3ファンドは、バランス型ファンドへの資金流入が続くこの4カ月連続で、上位となっている。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2016年10月末時点、純資産流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

■パフォーマンスは日本株ファンドが上位に

 個別ファンドのパフォーマンスは、過去1年間のトータルリターンでトップは、アセットマネジメントOne「ファンド・コロワイド(DC年金)」。2位が、野村アセットマネジメントの「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」、3位にアセットマネジメントOne「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」が入り、トップ3を日本株ファンドが占めた。4位以下は前月まで上位を席巻していたJ-REITファンドがランクインしたが、その中で6位に大和投資信託の「DCダイワ新興国株式ファンダメンタル」が入ったのが新しい動き。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2016年10月末時点、純資産流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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