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DC専用ファンド(2016年12月)、資金流出入額が15年2月以来の資金流出に

2017-01-11

 DC専用ファンドの2016年12月の純資金流出額は約71億円と、15年2月(約104億円の流出)以来、約2年ぶりの資金流出になった。国内株式への資金流出額が約161億円となり、11月(約77億円の資金流出)に続いて2カ月連続の資金流出になった。先進国株式は約14億円の資金流出で、16年2月以来の資金流出。また、REITも約0.5億円の資金流出となり、11月(約2億円の資金流出)に続き2カ月連続の資金流出だった。一方、資金流入はバランスの約58億円が最大だった。

※12月の純資産流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2016年12月末の資産配分状況は、株式ファンド42%、債券ファンド23%、バランスファンドに34%という割合で、11月末とほぼ変わらなかった。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆9,999億円と11月末(約3兆8,934億円)から1,065億円増加。純資産総額は、過去2年間で最高になった。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

■資金流入額トップは「三菱UFJプライムバランス(安定型)DC」

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、第1位は三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライムバランス(安定型)DC」で、前月は6位だった。2位の「DC日本債券インデックス・オープンS」(三井住友TAM)は、前月はベスト10圏外からジャンプアップした。

 第3位の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」(三菱UFJ国際)は、前月2位と安定的に資金が流入している。15年12月末の純資産残高は約1,325億円だったため、1年間で約169億円の残高増になった。DC専用ファンドの中で、純資産総額が最大のファンドになっている。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2016年12月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

■パフォーマンスのトップは「DCダイワ新興国株式ファンダメンタル」

 個別ファンドのパフォーマンスを見ると、過去1年間のトータルリターンでトップは、大和投資信託「DCダイワ新興国株式ファンダメンタル」。前月6位から大きく順位を上げた。2位の野村アセットマネジメント「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」、3位にアセットマネジメントOne「みずほUSハイイールドF<DC年金>」が入った。第4位以下10位まではJ-REITファンドが占めた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2016年12月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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