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DC専用ファンド(2017年1月)、ファンドへの資金流入額の低調が続く、パフォーマンスは新興国株式の好調目立つ

2017-02-09

 DC専用ファンドの17年1月の純資金流入額は約29億円と、16年12月の資金流出(約74億円)からは回復したものの、16年11月(約20億円の流入)以来、3カ月連続で低調だった。国内株式への資金流出額が約88億円となり、11月から3カ月連続の資金流出になった。資金流入額はバランスの約62億円が最大。国内債券も約42億円の資金流入と昨年7月(約66億円)以来の水準にまで回復している。

※1月の純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体での2017年1月末の資産配分状況は、株式ファンド42%、債券ファンド23%、バランスファンドに34%という割合で、12月末とほぼ変わらなかった。DC専用ファンド全体の純資産総額は約3兆9,867億円と、12月末(約3兆9,999億円)から約132億円減少した。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

資金流入額トップ3は、三井住友TAMの運用ファンドが独占

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングを個別ファンドで見ると、第1位は三井住友トラストアセットマネジメント(三井住友TAM)の「分散投資コア戦略ファンドS」。前月の4位からランクアップした。第2位は前月と同様に「DC日本債券インデックスオープンS」、第3位は前月第5位の「インデックスコレクション(バランス株式30)」と、トップ3を三井住友TAMの運用商品が占めた。

 前月1位の「三菱UFJプライムバランス(安定型)DC」(三菱UFJ国際)は、4位に後退したものの根強い人気がある。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2017年1月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

パフォーマンスのトップは2カ月連続で「DCダイワ新興国株式ファンダメンタル」

 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンでトップは、前月に引き続き、大和投資信託「DCダイワ新興国株式ファンダメンタル」。第2位も前月同様に野村アセットマネジメント「大塚グループ株式F(確定拠出年金向け)」になった。

 第3位から第6位は新興国株式インデックスファンドが占めた。ただ、新興国株式ファンドへの資金流入額は、パフォーマンスでトップの「DCダイワ 新興国株式ファンダメンタル」で24百万円、第3位の「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」(三菱UFJ国際)の1億51百万円など、資金流入額の規模は小さい。バランス型のように長期継続的に購入・保有するコア資産として位置づけられていないことに加え、DCへの採用数が少ないことなども資金流入額が少ない要因と考えられる。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2017年1月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 

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