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DC専用ファンド(2017年9月)、資金流入額は3分の1に減少し、国内株式は一転資金流出に

2017-10-10

 DC専用ファンドの2017年9月の純資金流入額は約101億円と、前月の資金流入額(約304億円)の3分の1になった。バランスへの資金流入額が約88億円で、前月(約110億円)からは減額したものの前月に続きカテゴリーとしてトップの資金流入になった。一方、国内株式は約46億円の資金流出に転じた。先進国株式も前月の48億円の資金流入から約2億円の資金流入へと資金流入額が大幅に落ち込んだ。また、REITは約1億円の資金流出となった。REITの資金流出は昨年12月以来9カ月ぶりのこと。

※9月の純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体の純資産総額は約4兆5,194億円と、8月末(約4兆3,952億円)から約1,242億円増加した。昨年9月末比では8,734億円の増加になっている。DC専用ファンド全体での2017年9末の資産配分状況は、株式ファンド42%、債券ファンド21%、バランスファンドに35%という割合で、8月末比では債券ファンドが22%から21%へと1%割合が減った。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

■資金流入額の上位に三井住友TAMのバランスファンド

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングトップは、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「分散投資コア戦略ファンドS」になった。同社が運用するバランスファンドは、2位に入った「インデックスコレクション(バランス株式30)」、5位の「DC世界経済インデックスファンド」、6位の「分散投資コア戦略ファンドA」など、上位を席巻している。

 前月トップだった三菱UFJ国際投信の「三菱UFJプライムバランス(安定成長型)DC」は3位だった。また、「ひふみ年金」が前月の第8位から第4位へとランクアップした。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2017年9月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

■リターンのトップは6カ月連続「SBI中小型割安成長株ファンド<DC年金>」

 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンでトップは、前月に引き続き6カ月連続でSBIアセットマネジメントの「SBI中小型割安成長株ファンド<DC年金>」だった。また、9位にはポートフォリアの「みのりの投信(確定拠出年金専用)」がランクイン。「SBI中小型割安成長株ファンド<DC年金>」の実質的な運用を担っているのは、エンジェルジャパン・アセットマネジメントであり、資金流入額ランキングで上位にランクされるレオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」も含め、DC専用ファンドで独立系が運用するファンドが目立ち始めている。

 この他、ランキング上位には日本株を対象とした中小型株ファンドや、35銘柄に厳選する「三菱UFJ<DC>日本株オープン「35」」など、特徴のある日本株ファンドがランキングの上位を占めた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2017年9月末時点、純資金流出入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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