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DC専用ファンド(2017年11月)、国内株式へ純資金流入が16年1月以来の高水準

2017-12-08

 DC専用ファンドの2017年11月の純資金流入額は約316億円と、前月の資金流入額(約176億円)より80%ほど増加した。流入額が300億円を超えたのは今年6月(505億円)以来。国内株式への資金流入額が約109億円と3カ月ぶりに流入に転じた。国内株式に100億円を超える資金流入があったのは2016年1月(142億円)以来のこと。資金流入は先進国株式に58億円、新興国株式に10億円と株式関連資産への流入が目立つ。

※11月の純資金流出入額は推計値

出所:モーニングスター作成

 DC専用ファンド全体の純資産総額は約4兆6,889億円と、10月末(約4兆6,146億円)から約744億円増加した。DC専用ファンド全体での2017年11月末の資産配分状況は、株式ファンド44%、債券ファンド21%、バランスファンドに34%という割合で、10月末比では株式ファンドが43%から44%へと1%割合が増えた。(※個別のDC規約では、DC専用ファンド以外のファンドを制度に採用している場合があるため、DC専用ファンド全体の純資産総額は、国内DC制度全体で運用されているファンドの残高とは一致しない)

出所:モーニングスター作成

■資金流入額のトップは「三菱UFJ DC国内株式インデックスファンド」

 DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキングトップは、三菱UFJ国際投信の「三菱UFJ DC国内株式インデックスファンド」だった。国内株式に投資するレオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」が第3位、アセットマネジメントOneの「DIAM DC国内株式インデックスファンド」が第7位と、国内株式ファンドが資金流入で目立つ。

 また、第5位にランクインした野村アセットマネジメントの「野村外国株式インデックスファンド<確定拠出年金>」他、外国株式インデックスファンドもベスト10に4本ランクイン。株式ファンドへの資金流入が際立っている。

DC専用ファンドの過去1カ月間の純資金流入額ランキング

※2017年11月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

■リターンのトップは8カ月連続「SBI中小型割安成長株ファンド<DC年金>」

 個別ファンドの過去1年間のトータルリターンでトップは、8カ月連続でSBIアセットマネジメントの「SBI中小型割安成長株ファンド<DC年金>」だった。また、前月第7位だったレオス・キャピタルワークスの「ひふみ年金」が第5位にランクアップした。

 この他、第2位「MHAM日本成長株ファンド<DC年金>」(アセットマネジメントOne)や、第3位の「明治安田DC中小型株式オープン」(明治安田アセットマネジメント)、第7位の「DCダイワ中小型株ファンド」、8位の「DC・ダイワ・ジャパン・オープン」(大和投資信託)など、国内の中小型株で運用するファンドがランキングの上位を占めた。

DC専用ファンドのトータルリターン(1年)ランキング

※2017年11月末時点、純資金流入額は推計値
出所:モーニングスター作成

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